『ボトムズパーフェクトガイド』

現在ふつうに入手できる「ボトムズ」解説本のなかで最もよく出来ている。TVシリーズとOVA3作、「赫奕(カクヤク)たる異端」のあらすじと主要な設定画をおさえており、価格も手頃。新作絡みの記事までぽつぽつあって、少しばかり期待も高まった。新作で気になるのはフィアナよりむしろテイタニアの扱いなんだが。ただし、メロウリンクには何故か(高橋監督が関わってないからだろうが)全く触れていない。
また、ものすごく細かいところだが、ツヴァーグのカメラの色がちゃんと劇中と同じなのがエライ。おそらくサンライズから出ている「公式の設定画」から間違っているのだろうが、これまでは出版物では小さい丸カメラが赤くなっていることがほとんどだったのだ(劇中では四角いほうが赤い)。