初のトラックバック!

知り合いのみなさん以外からでは初めてのトラックバックが! しかしそのお陰で自分の勘違いに気づくという顛末に(苦笑)。いや、ジャンプの感想のなかで「3色刷り」と書いたところが引用されたので(ここから既に予想外の事態ですが)、では改めて詳しくみてみよう、と色校正用のルーペを覗いてみたら、実は2色刷りだったという……。特色同士をベタベタで掛け合わせた見慣れない色をスミ相当に使っている(詳しいことは出版・印刷関係者に聞いてね)ものだから、パッと見ての印象が3色だったのです。

 缶に印刷する

折角なので印刷絡みの話題を。下の写真は今年の春先から発売されている伊藤園の缶コーヒー「サロン・ド・カフェ」。缶に紙印刷並の精度で4色分解したイラストを印刷するのは革命的な技術(のはず)で、そのアピールにアルフォンス・ミュシャの絵を使う戦略も筋が通っている。個人的には結構なインパクトで、すべて揃えてしまったのだが、伊藤園のシェアの狭さ故かあまり話題にならなかった。ミュシャと缶コーヒーにイメージの連続性が無いという点には問題もあるけれど(それって致命的じゃあ…)応援しているぞ。後発で同様の印刷技術を導入したジョージアの、CMタレントの顔を印刷するという芸の無さはいかにもトップシェアで苦笑もの。
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真ん中のヒトは、金属製で中身が空っぽという、空き缶並のアルフォンスだ。いやもう、写真のなかに何かひとつこういう要素を入れないと落ち着かなくてね。