横浜駅のフランス積み煉瓦

先日は富岡製糸場でフランス積み煉瓦の説明を聞いたが(http://d.hatena.ne.jp/UnKnown/20150414)、昨日はこれである。


JR横浜駅コンコース。煉瓦形タイルによって装飾が施されているのだが……。

これが
長・短・長
短・長・短
長・短・長
と並ぶ、フランス積み(フランドル積み)スタイルなのだ。
この手のタイル貼りは大概は 長・長・長 つまり「長」一種のみを並べるものだと思っていたからちょっと目を引いた。それとも私が気付いてなかっただけで、さほど珍しくもないのだろうか?
とはいえ単純に言って、これでは2種類のタイルを用意しなければならないわけで、そのコストと手間に見合うほどの効果(よりよい見映え)が得られるとは思えないのだが……。横浜の何か保存建築にフランス積みのものがあって、それに倣ったのだろうか。

ついでにこれが、東急東横線旧線の廃線跡。JRのホーム上から撮影。