市ヶ谷駅の壁に貼ってあった都バスの路線図をしげしげと眺める。
どこか「真ん中」がずれているような感覚。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/bus/map/pdf/allmap.pdf
……んー。ディスプレイ上ではよくわからないな。まあいい。
ふだんよく見る都心部の地図は、地下鉄網が充実している山手線の内側を中心と意識する。だが、都バスは地下鉄が走っていないところに重きを置くから、路線が固まっている隅田川の東側が「真ん中」に見えるのだった。
さらに言うと、西側には都バスがほとんど走っていないことに気付かされる。それは小田急バスや東急バス、京王バスの縄張りだからで、そこからまた逆にたどると、東武や京成は都内の縄張りが弱い（たぶん）ということも判る。
