週刊少年チャンピオン#29

侵略!イカ娘
「黙っていれば美少女」という残念ヒロインは多いが、「黙っていれば恐怖の侵略者」ってヒロインはイカちゃんくらいだろう。後半の台無し展開は予想の範疇だけどイカちゃんの表情と渚のリアクションがただただ楽しい。
 
「ペーパーブレイバー」
今回初めて面白かった。やっぱりギャグマンガには問答無用のトラブルメーカーって重要だなあ。これまでどうも無理矢理ドタバタを作ってる感じだったのが、八兵衛のおかけでさりげに(当人たちには気付かれないままに)大変なことになってる。
 
「真・餓狼伝
「ついに…決着!!」(#14)「死闘の幕引きへ――!!」(#15)「決着……のはずが!?」(#17)ときて、はい、今回も決着は付きませんでした。ラストのアオリ文句はとうとう「行く末は――如何に!!?」にまで後退。4話前に「決着!!」言ってたのに〜。
展開の遅さに不満はあれど、今回は親父のキャラの魅力で十分面白かった。ストーリー的にはさっさと嘉納治五郎との因縁がどんなんだか明らかにして欲しいとこなんだけど。
 
「3LDKの花子さん」
できる女っぽい和風メイド→と見せかけてバトルクレイジー→だけかと思ったらやっぱり変態……というあかなめさんの二転三転がよかった。それだけの話という気もするけど、それだけでいいんだよ。
 
「777 スリーセブン」
謎のマスク男がやっぱり一番オイシイ。「落とした生徒手帳見たんだ」という答によって、「そもそも何故あの場に現れたのか」の問いは先延ばしになったか。
 
名探偵マーニー
一年遅れで仮面ライダー(フォーゼ)でも見たんだろか。「学内4大勢力」とかこういう設定正直カンベンして欲しいんだよね。中学か、逆に大学ならばまだしも、高校だと入試の際に成績で平準化されるからこんな多彩なグループがあるなんて嘘臭過ぎる。
 
あまねあたためる
作品の根本を全否定かよ!! 良くも悪くもどこに行くのか予想がつかなくなってきた。