週刊少年チャンピオン#38

侵略!イカ娘 たまに着ているワンピースの水着のほうはどうなんだろう。イカ娘の服の話は面白かったけど、栄子オチは少々唐突な感じ。
名探偵マーニー 「日本の警察が」まで入力すると「日本の警察が優秀ならまた来週チャンピオンで会えるさ」を予測するGoogleの驚異。
ところが「日本の警察が」プラス「少年ルパン」で検索するとかえって元ネタから遠ざかってしまうのだった。あれも単行本になってないねえ。
旧作の話題はさておき、クオリティには不安は無かった一方、別の意味で非常に不安だった木々津克久の新連載が始まりました(「ふらん」は大変面白いのだが、私はあの路線は苦手なのだ)。蓋を開ければ「イイ話」のほうの木々津作品で、解決には少々無理を感じるもののホワイダニットの面白さは充分。25ページでよくこれだけの話をまとめたもんだと感心します。
「囚人リク」 新キャラの高木を見ていると、「銀の匙」の豚うんちくと、それをすぐさま引用した「めだかボックス」の阿久根を思い出す。そんな高木とレノマによるバトル展開、というか相撲漫画に移行。2本も相撲漫画が載っている雑誌は世界中探しても「チャンピオン」だけだろうなー。
「神と犬と山下の週チャンゲーム板」 「ミクさんはオレたちのすぐ傍にずっといたのだ。AR機能とはVitaを介することでミクさんを可視化する機能に過ぎない!」……なんという名言。
そして「ミクさんも聞いてないよ!!」オチに不覚にも笑う。
範馬刃牙 「味噌汁はオレたちのすぐ傍にずっとあったのだ。地上最強の親子喧嘩とは味噌汁を可視化する舞台装置に過ぎない!」……なんという名言(そんな台詞はありません)。
そして「あの味噌汁は少ししょっぱい」オチに不覚にも笑う。
閑話休題
ドローというか双方勝者の幕引きには、「まぁこんなところでしょう」程度の、決して否定的でない感想を抱くものの、改題後1年半以上も引っ張ってきて落着点がコレというのは正直どうかと思います。そしてやっぱり忘れられてる烈海王
新連載には期待していいんじゃないですか? こういう話なら、思いつきでキャラが追加されたり、それまでの話の流れがブッた切れてしまったり、そのまま重要なキャラが忘れ去られたりはしないでしょうし。あ、「作者が飽きて連載休止となってそのまま忘れられる」パターンはあり得るか(苦笑)。
「スポ×ちゃん!」 最終頁のリリィがそに子に見えた。
毎度!浦安鉄筋家族 ノムさんはエロいよね。色気より食い気だけど、「本能的な欲求が底無しで、人目をはばからず欲求に流されてしまう黒髪女子」とか言うと立派にエロキャラだ。カラダは反応しているくせに、口先では「食器を粗末に扱うことがイヤなんです」と取り繕うあたりもエロい。
バチバチバースト」 1頁目は「いきいきごんぼ」の続きかと思ったよ。タイトルも似てるよね、バチバチごんぼといきいきバースト。
「バーサスアース」 これが「いきいきごんぼ」の後でも「魔王的何か」コンボだったなー。「スルト、君の名前の由来を知っているか」からの台詞が傍目に気恥ずかしかった。
「ラララライブ」 楽器には詳しくないんだけど、アコースティックギターをかき鳴らして「ドドッ ジャアァァァン」なドラムスに合わせる、って絵面にすげぇ違和感を感じる。ドラムセットをバイクでどうやって持ってきて、どう持ち帰ったかは一切説明無しの四次元ポケット状態なんだから、アンプ&スピーカーもどこからともなく出現してもよかったんじゃなかろうか。
「ガキ教室」 ゲボーンは結構面白いヤツだった。ネトゲストーカー編の幕引きはイマイチあっけなかったけど、本筋はゲボーンの問題ということか。
てんむす 1週休みのちょうどそのとき、オリンピックで手抜き試合が話題になるという間の悪さが、実にチャンピオンらしい。いずれにしても、本選にコンディションのピークを合わせるために予選決勝は手を抜く、というのは龍聖学院でなくともやりそうな気がするんだが……。