エアカー

エアカーがebayに出品されていた【10万ドルの廃車体】

ふと思い立って Curtiss-Wright air car で画像検索をかけてみた。するとデビュー当時の実車写真やレンダリングに混じって全く予想外のものがヒットした。エアカーの、なんと廃車体だ! 画像の出所を探ると、2015年10月にebayで売りに出されたものだった。実…

『未完の計画機2』

個人的に土曜にフラゲしたけど正式な発売日は昨日の『未完の計画機2』。未完の計画機 2 (VTOL機の墓標)作者: 浜田一穂出版社/メーカー: イカロス出版発売日: 2016/01/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る副題に「VTOL…

エアカーにはクラッチが無い?

↑上の記事でもうひとつ不思議なのは「クラッチがない」という記述。 かつての陸軍の水陸両用車"ダックス"に似ているが、クラッチがなく地上、あるいは水面上六インチ(約十五センチ)ないし十二インチ(約三十センチ)の高さを走るようになっている。 そらま…

エアカー生産開始を知らせる新聞記事

約1年ぶりで「エアカー」タグの記事です。関連記事はタイトル横のタグをクリックしてね。F-104はいつから「最後の有人戦闘機」と呼ばれていたか? の調べもので1959年(昭和34年)の新聞縮刷版をざっと読んだのですが、そこでたまたま見つけた小さな記事。 …

マンガと現実でホバーバイク2題

チェイサー 2 (ビッグコミックス)作者: コージィ城倉出版社/メーカー: 小学館発売日: 2014/07/30メディア: コミックこの商品を含むブログ (6件) を見る絶頂期の手塚治虫を勝手にライバル視し、対抗意識を燃やしてその影を追う漫画家・海徳光市を描いた作品、…

/実在したエアカー

いやあ。 あったんですねえ。 ホバークラフトでなく、エアカー。 もちろん広義のホバークラフトではあるんだけどそうじゃなくて、「エアカー」と聞いて思い浮かべるあの形、タイヤのない乗用車の形をした乗り物が。 youtubeで、"Curtiss-Wright air car"で検…

/調べ物行脚

別件で上野公園に行ったら……と書きましたが、その別件は何かというと、昨日のエントリ(12月7日付)で触れた「相沢次郎」のことを調べに国際こども図書館に向かったのでした(久々)。いうまでもなく児童書メインの図書館なんですが、ロボット関連なら児童…

/1960年にエアカーが作られていた!

エアカーを取り上げた2010年2月9日付「なぜエアカーなのだろう」、 自家用飛行機の未来を取り上げた2010年2月13日付「自動車メーカー社長が言う「空飛ぶ車、空飛ぶ原付バイク」」、 翼の付いた自動車を取り上げた2010年9月1日付「1950年代の「空飛ぶ車」」 …

1950年代の「空飛ぶ車」

以前に触れた「空飛ぶ車」(2010年2月9日付、2月13日付)の話題を再び。別件で『岩波写真文庫 自動車の話』(1953年9月30日発行)を開いたら、ふいと一葉だけ「空飛ぶ車」の写真が載っていることに気がついた。 「自動車がお高い國」という記事、バスの工程…

/自動車メーカー社長が言う「空飛ぶ車、空飛ぶ原付バイク」

先日のエアカーについてのエントリに対して、そうりゅうあすかさんが「自家用飛行機までは高望みはしないけれど」とコメントされたのを読んで、ひとつ思い出した話がある。 21世紀の始め、私の同僚が第二東名のPR誌を作っていたときのこと。当時のT社社長…

/なぜエアカーなのだろう

かつて描かれた未来の車というと、たいがいがタイヤの無いエアカーだった。 "AERO CAR" (『小学館の学習図鑑シリーズ 交通の図鑑』昭和31年11月初版、昭和36年6月改訂、昭和41年11月改訂11版) 「えあかあ」 (『小学館の育児絵本 のりものあいうえお』 197…

/「空を飛ぶ」は「地表に浮く」の上位互換

「スペースシャトルの形のものが空を飛ぶ」ケースと同様、フィクションの体験が先行したために長らく私を悩ませていたのが、「ヘリコプター(回転翼機)」と「ホバークラフト(Air-Cushion Vehicle)」の違いである。今でこそ峻別が付くけれど、『機動戦士ガ…